いつも誰かに対して怒っている人
いつも誰かに対してビクビクしている人
この気持ちは同じなのですね
怒りは恐れ。
怒っている人は、相手を責めることで自分を正当化し、守ろうとする。
ビクビクしている人は自分が傷つかないように守っている。
怒りは、反応的な人間の動物性の成せる技。
人は、動物でありながら、人間として「相手を思いやる」という知性を持った。自分を守る、という段階から、自分も相手も守る。という段階にステップアップ出来るようになると怒りも恐れもなくなって
自分の感情に自分が疲弊しなくなる。
怒っている人も、恐れている人もいつもとても疲れているように見えます。
ここでも、呼吸を取り戻す事が大切ですね。
大丈夫。
そんなに、鎧をかぶらなくても、そんなに威嚇しなくても
貴方は守られている。貴方はそのままで大丈夫。
自分で自分を守る事も大事ですが
守られている事に気づくだけ。
だから、子育てに一番大事な事は、
「あなたは守られているよ。そのままで大丈夫」というメッセージを送る事
そうすれば、子供は枠を自分で作らず重い鎧を身につけず、周りを威嚇して傷付け合わずにその子らしく、育っていく。
もし残念ながら、自分の親がそんな風にはしてくれず、いつも、怒りと恐れで、自分を守っていることが辛いのなら大人のあなたは自分の中の子供に、同じように声かけを。
「大丈夫。守られているよ。そのままでいいの」
怒りと恐れで、暗い洞窟の奥底で怯えていると、外の晴れやかな太陽と、草原の風と、海の匂いと花々の色を、見ることなく、人生が過ぎていってしまうのはもったいないよね。
洞窟の外はこんなにすばらしいのに。