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極上の笑顔で~悲しみは不幸ではないから

妹が脳腫瘍を発症したのは、ちょうど6年前の11月だった。


いやもしかしたら、もっと前から病気は進んでいたのかもしれないけれど、記憶がありまいになり、言動がおかしくなって、それから、あっという間に、歩けなくなり、診断がつかないまま、記憶や言動の曖昧さが進み、病名がつき「余命数ヵ月」と宣告されるまでわずか4ヶ月。

脳腫瘍膠芽腫 グレード4.

母は熟年再婚で、父と妹はとても仲がよく、長弟はLAに暮らし20年目、私は18年滞在したNYから帰国して5年目、義母の看取りを終えて大阪に暮らしていた。次弟の品川祐の小説ドロップの編集に携わった妹だったが、その映画が公開して一年も経っていない頃だった。


それから妹の命を見守るための2年間、東京とLA、NYに別れていた4人が20年ぶりに東京に集まって、家族と沢山の友人達と、笑って笑って、少しでも妹が幸せな気持ちで過ごせることが、何よりの薬と信じて、みんなで笑い合っていた日々

 

毎日「今日も極上の笑顔で」とブログに綴っていた。

それから2年足らず。ちょうど4年前の新年に、14番目の月に見送られて月のむこうに妹は旅立っていった。

兄弟、家族、友人達、みんなで妹の命を支えた日々。そして旅立ちの日すらも、妹らしいエピソードに泣きながら、みんなで笑いあった。

芸人の次弟を始め、父母も私も長弟も、人前で人を喜ばせる、楽しませる仕事をしながら、妹が「生きたかった時間を楽しむこと」を一人でも多くの人に伝えたいと思いながらこの3年が過ぎた。

今まで、講演やプライベートなSNSやブログで「自分の言葉で話す」ことは、お互いに了解しつつも、TVや書籍などの形で妹の死を伝えることはしないでいようと家族で話あってきた。


まだまだ、知らない人に妹を失った悲しみを知られることは、悲しみを伴うものだったから。

この度、父母の熟年結婚がテレビで取材を受ける過程で、その結婚を後押しした妹の存在に焦点が当たることとなり、初めて妹の死が、マダム路子の娘として、品川祐の姉として、テレビで放映されることとなった。


私へもインタビューをと取材に応じたものの、妹への想いをどんなに語ろうと、どうしてもテレビという短い時間時間の中で、他人に形作られてしまうことが耐え難く、カメラを前にしてお断りさせていただいた

その後も、義弟や、母、祐にインタビューがされて、番組が作られている。来週放映の予定だ。

 

 

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ウチくるという番組に祐のサプライズゲストとして2人で出たとき。

発病の1年足らず前。映画「ドロップ」の番宣でもあった。
妹なしでは小説「ドロップ」はこの世に生まれなかったかもしれない。



私が、妹の死を通じて思うことはいつも一つ。

人は死ぬ。誰もが必ず死ぬ。

死んだ人の生きたかった時間を、残された者がどう生きるか、が死者への祈りである。と。

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二度目の余命宣告の後の結婚式。


その想いは、NYで911を経験したことから私の中に発し、311や今でも世界で起こっているテロや災害で突然に旅立っていった人にも同じように感じることだ。

 

愛する者をある日突然失うことが、誰にも起こりうることであり、自分自身の命すら、「今日生きていることは奇跡で明日は誰にも保証されていない」ということ。

 

だからこそ、今日どう生きるか。

妹が死にゆく旅立ちを呼吸とともに見守った静かな時間。

その時に妹から私へと、命が紡がれたのだと思っている。妹が生きたかった命を私は他者へと活かして行かなければならないと。


悲しみは不幸ではない。

妹の死は悲しいけれども、私たちが妹を見つめた2年間は、決して不幸ではなかった。
妹という存在がこの世に42年間、生きてくれたことを、精一杯喜び、愛した時間だった。いまも悲しみはそこにあるけれど、悲しみも愛おしんで生きて行きたいと思っている。

そんなことを、テレビ制作の人は解ってくれるだろうか、見知らぬ人達にも伝わるだろうか。

妹と私たちの過ごした時間は、誰と比べようもない、私たちだけの宝物であるけれど、
家族が病を得たり、旅立っていくことは、誰にも同じようにやってくる。特別なことじゃない。

 

悲しみをテレビで訴えるのではなく、妹の生の喜びを伝えたいというのが、義弟や、私たち、兄弟の望みだ。

母にとっての娘の死は、また違うものだったのかもしれないし、それは、家族といえども一人一人想いは様々であり尊重されるべきだと思う。

だか、それがどのようにテレビという形で表されるのか、

 

正直、放送が怖いと思っている。

私は見ることが出来るだろうか、予告動画だけで、苦しく、辛い。どんな画面だろうとそれは真実ではないからだ。

でも、見なくてはならないとも思っている。どんな風に妹のことを、まったく知らない第三者が映像として語るのかを。


死は特別な事ではない。その短さ、長さは関係ない
生きた時間が尊いのだと思う。

 

悲しみは不幸ではないから、今日も妹とともに極上の笑顔でいよう。

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極上の笑顔でのブログは、発病から家族や友人達に経過を知らせるために書いたブログで、偽名で書いている。途中奇跡的に回復した妹本人が読めるようになったときにその更新を止め、最期のお別れのままで、止まっている。


今回、取材して下さった制作会社のみなさんは、出演者である祐と母だけでなく、他の兄弟にも大変心を尽くしていただき、このブログも見つけ出して時系列での事実の検証もしてくれたとのこと。

 

本当にありがたいことだと思う。私達家族が経験したことから、なにかを視聴者に感じ取ってもらうためにというのが、テレビ製作者の想いだと思うから。


そして、母や祐の様にマスコミの仕事をする中で、語る機会を頂いた二人がどんな想いで妹との時間を語るのかを、見守りたいと思う。

 

頑なに語ることを拒んだ私は、やはり、まだ自分の言葉がテレビの中で編集されて違う形になることの、心の準備は出来ていなかった。

どんなに心を尽くしていただいても、放映時間の中で語られることは、真実の断片ではあっても、真実ではないから。

このテレビ取材の件で、私はまだまだ妹の死を生々しく自分の身体に覚えていて、ちっとも懐かしむ想いで語ることは出来ないでいるのだなと、知る事となった。

だからこそ、妹の命は私の中で生き、私が魅力学を通じて

「生きることの奇跡と、日々の命を精一杯生きること」

を沢山の人に伝え続けることが、妹の命を紡いでいくことなのだと、あたらめて思う。

 

ブログやFBで繋がっているみなさんへ

よければ、一緒に見ていただけませんか?私は地方出張からの移動中にて、録画で見ることとなりますが、妹の生きた時間から、貴方の時間を生きることの素晴しさを、感じていただければ、と思います。

23日7時、TBS

私の何がイケないの?|TBSテレビ




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